テニスをするにはメンタルの強さが求められます。
特に試合に出場をするときにはメンタルがとても大切であり、メンタル面で負けてしまうと競ったゲームを落としてしまうことにもなります。
そんなメンタルを強くする練習はどんなものがあるのか紹介します。
非常に大事な経験値
メンタルを強くする練習は、そんなにたくさんありませんし、毎日やれば強くなるというものでもありません。
そこで大切になってくるのが経験値です。
実際にゲームを行って、逆転をした、逆に逆転をされて負けてしまった。
こうした経験はメンタルを強くする練習として最も効果があります。
特に実体験が伴っているものは効果的で、試合を見ているだけでは味わうことができない緊張感を知ることができます。
日ごろの練習でできること
日ごろの練習からメンタルを強くする練習というと追い込まれた状況からゲームをスタートするというのもよいです。
実際に指導をしているときにも経験者の違いがある場合には、経験者にハンデを付けてゲームを行いました。
例えば、点数をリードされている状態からゲームをスタートしたり、サービスを打つことができる本数を1本のみにしたりすることです。
特にサービスを1本にすると、常に自分に余裕がない状況からスタートをすることになるのでメンタルを強くする練習になります。
切り替え上手になる
テニスの試合においてメンタルが強い人の特徴として切り替えが上手な人が多いです。
そのため、強くする練習としては切り替えを上手にすることができるようにするのも大切です。
テニスの場合、他のスポーツと違うところとして4ポイントごとに休憩が挟まるということです。
そのため、40-0で負けたとしても競り合って負けたとしても同じ1ゲームを失ったことになります。
その次のゲームにおいては点数がリセットされてスタートをするので気持ちを切り替えて始めることが大切になります。
休憩をする時間は、数十秒程度しかありませんので、この間に気持ちを切り替えることと次のゲームに臨むための作戦を考える時間にします。
普段から短時間で切り替える練習をしておくとよいです。
テニスのメンタルトレーニングは、練習ではなかなか身につかいないものです。
本当のプレッシャーは実際に試合をしてみないと分からないですし、その時の気持ちの保ち方も分からないです。
そこで、できるだけ実戦経験を多く積んでいくことで鍛えていきましょう。