テニスを上達させるためにはいきなり上の段階の練習をしても意味がりません。
しっかりと基礎から積み上げていくことによって上達をしますし、上達のスピードも速くなります。
まずはサーブとストローク
テニスを上達させていく段階として、まず一番大切になるのがサーブとストロークになります。
テニスの基本であり、この２つをしっかりとすることによって練習の効率も非常に良くなります。
サーブであれば、しっかりとトスを上げ、ラケットの面でボールを自分の思った方向に打つことができるようにすることです。
少し慣れてくるとスピードを出したい気持ちになってきますが、まずはコントロール良くボールを相手のコートに入れないとゲームが始まらないので、コントロールを重視したボールを打つようにします。
ストロークも同じで、正確にコントロールをする練習をまずすることが大切になります。
ゲームでは速いボールを打つと勝つことができるようなイメージがありますが、遅いボールでもよいのでコートの四隅にしっかりと打ち切る練習が最初の段階になります。
さまざまなボールを覚えていく
ある程度ボールのコントロールをしっかりとしたスイングで打つことができるようになって来たら、さまざまな種類のボールを打つことができるようにするのが次の段階です。
例えば、しっかりとしたトップスピンのかかったボールを打つことができたら、次のそのボールを少し上向きの角度に打つことができるようになるとロブショットを身につけることができます。
止まった姿勢でボールに回転をかけることができるようになったら、走りながらボールを打って回転をかけることができるようにします。
このようにショットのバリエーションを増やすことでテニスはかなり上達をしていきます。
最後にスピードを上げる
テニスの上達段階で最後になるのがスピードを上げていくことです。
コントロールをされたボールがある程度のスピードを持っていれば試合で勝つことができる武器になります。
ただ、スピードを上げていくときに注意をしたいのが、スピードを上げていけばいくほどボールのコントロールが難しくなっていきます。
これを無視して、スピードにこだわっていくと今までできていたコントロールをすることができなくなり、同時にフォームを崩してしまう原因にもなります。
せっかく上達をしたのに元に戻ってしまうようなことにもなりかねないので、うまくボールのコントロールをすることができなくなったらスピードを落とすことも大切です。