サービスの練習をする時には、大人数いても意味がありません。
それよりもコートで練習をする時にはボールが遠くまで飛んで行ってしまうので、そのボールをいかに回収するかが一人でサーブ練習をする時のポイントになります。
壁があると効率が良い
一人でサーブ練習をする時には練習場所をどこにするのかがまず問題です。
テニスコートで練習をすればよいのですが、ボールが反対側コートに飛んでいくことになるので、ボール拾いをするのが大変です。
そこで近くに壁打ちをすることができるような壁があればそこが練習施設になります。
できれば、テニスのネットと同じ高さにラインがはってあるような壁を見つけることができるとよいです。
そして壁が見つかったら、壁から自分で距離を測ります。
実際のコートではネットからエンドラインまでが約11.9mになっているので、12mのところに立ちます。
これで一人でサーブ練習をする準備は完了です。
壁に目じるしなどがない場合には、地面から1mのところに印をつけておきましょう。
あとは、壁に向かってボールを打つと一人でサービスの壁当て練習をすることができます。
コートとの違いは、目標物がないので、一人でサーブ練習をする時には目標物を作ることが大切になります。
ただ、目標物を作ったとしても実際にコートと打つときにはかなり感覚に差があるので、壁打ちばかりしていると実際のコートに立った時に違和感があります。
大事なトスアップの練習
サーブの練習をする時に意外と気にされていないのがトスアップです。
サービスが安定をしなかったり、ボールのコントロールを上手くすることができなかったりする人は、トスアップがきちんとできていない人が多いです。
そこで、一人でサーブ練習をする時には、トスアップを行うのも1つの方法です。
トスアップだけであれば、狭いスペースでも練習をすることができますし、雨の日などには自宅でも練習をすることができます。
サーブを安定させるためにトスアップは欠かすことができません。
自分の真上に同じ高さに上げることができるようにするのが大切で、高さや位置が安定をしないとボールを打つ位置や姿勢が毎回変わってしまうのでボールが変な方向に飛んでいくことになります。
狭いスペースや練習中でも待ち時間などに行うことができるメニューなので日ごろから行うのがよいです。
他に一人で練習をすることができるものとして、素振りや軽打ちがあります。
軽打ちは軽くサーブを打つ練習で、フォームを固め、トスアップから打つまでの流れを覚えるのに適しています。