テニスのダブルスをするときには、ダブルス用の練習をしていく必要があります。
シングルスとダブルスでは動き方が大きく異なるので、いきなり練習を始めるのではなく、それぞれの役割に分けた状態で練習をする方法があります。
バックハンドが苦手であったり、スマッシュをうまく打つことができない場合には、動きながら練習をするよりも場所を固定して練習した方が効率が良いことが多いです。
すでにポジションについた状態で練習をする3対1
ダブルス練習をするときに、3対1で練習をする方法があります。
この練習の目的はすでにポジションについた状態で適切なボール打ちをマスターするためです。
まず後衛になる人は、フォアハンド、バックハンドの好きな練習を選ぶことができます。
動きながらバックハンドを打つことが苦手な人は、このように固定をした状態で打つことによってストロークの練習になります。
また、前衛は積極的にスマッシュを打つことができます。
もし自分が空振りをしてしまってもボールを後ろの人が助けてくれるので時間のロスをすることがありません。
返球は相手に向かって返す
この3対1の練習は、できるだけ短時
間で効率良く練習をすることが目的になります。
相手コートには一人しかいないため、コースを狙ってしまうと一人の方がボールを取ることができません。
効率良く練習をしていくためには一人の相手の打ちやすいところにボールをしっかりと返してやることになります。
こうすることによってたくさんのボールを出すことができます。
また、出来るだけたくさんのボールを出すことができるように一人に配置される人はテニスの上級者を配置するのが良いです。
こうすることによって3対1の練習を最大限に生かすことができます。
初心者であればいろいろなポジションを体験させる
テニスを始めて間もない人の指導をしていくときには、その人がどんな癖があるのか、見抜くことも大切なポイントになります。
3対1の練習をしていくときに、ポジションを変えながら行なっていくと前衛に向いているのか後衛に向いているのかといったことやできることとできないことが分かるようになります。
いろいろなポジションを経験させていって指導者として特性を見抜くときにも有効な練習方法になります。
慣れてきたらボールの出し手の位置や打つコースなどを指定して練習をしましょう。
ポジションについている人は動きの範囲が少ない分、しっかりとボールを打つことを意識して練習する必要があります。