テニスの試合前練習でどんなアップをするとよいか

テニスの試合に臨むときにアップは欠かすことができません。

アップには大きく2つの役割があります。

1つ目は、自分のベストパフォーマンスを出すことができるように筋肉などを動かし、ほぐすことです。

もう1つは、怪我を防止するために身体の各部分をしっかりと伸ばす必要があります。

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練習前の効率的なメニューは

テニスの練習をするときに一番多い怪我が手首と足首の怪我です。

手首にはボールを打つときに大きな負担がかかりますし、足首は全体重が乗ることになります。

そこで練習前のアップもこの部分を重点的にほぐしていきます。

一般的に行われる屈伸や伸脚といったメニューはアップとして行うのが当然ですが、例えば伸脚のメニューについては一工夫をします。

足首を上に向けて伸ばすだけでなく、右や左にひねって伸ばします。

こうすることによって足首の左右についている筋肉を伸ばすことができます。

アキレス腱を伸ばす運動でも同じであり、まっすぐに伸ばすだけでなく左右にひねって伸ばすことにより効果を上げることができます。

別に練習メニューを組み込むと大変になるので、よくやる練習メニューに一工夫をしていくことによって時間を効率よく使うことができます。

ダッシュやランニングについては賛否両論

テニスの練習前、アップにおいて指導者の間で意見が分かれるのがダッシュやランニングといった練習を組み込む必要があるかどうかです。

指導者によっては積極的に行う人もいますし、全く行わない人もいます。

ダッシュやランニングをするのは体力をつける目的としては効果がありますし、練習前のアップとして身体全体をほぐしていくことは効果があります。

しかし、毎回長距離走をして体力をつけるとなると話は別です。

テニスの練習や試合においては陸上のように正面を向いて走っていくということはほとんどありません。

どちらかというと瞬発力が必要になる動きが多く、動き出しも前よりも横に動くことが多いのがテニスの特徴です。

数本のダッシュを取り入れることは多くありますが、体力づくりを目的で取り入れるかどうかは指導者の判断によって分かれる傾向があります。

取り入れたい横の動き

練習前のアップで取り入れておきたいのが横の動きです。

サイドステップやクロスステップといったような動きはテニスの試合中もよく使う動作です。

また、フットワーク練習とも兼ねることができるので、テニスコートの横幅を利用してアップメニューに入れると効果的で、怪我の予防にもつながります。

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