せっかくテニスを練習するのであれば、楽しく練習をしたいものです。
気持ちの高ぶったテンションで練習をすることができるかは、特に初心者の場合、自分のモチベーションにもつながってきます。
音楽をかけて練習をする
テニスに限らず、練習場所で楽しいテンションを保つために行われている工夫として音楽を流しながら練習をする方法があります。
実際に音楽がかかっていた方が練習効率の上がるようなデータもあり、積極的に音楽を流しながら練習をしているところもあります。
ただし、ランニングの時に利用をするような携帯用のプレイヤーやイヤホンは、引っかかる恐れがあるだけでなく、落下する可能性もあるのでおすすめができません。
テニスではラケットでボールを打った時の打球音も、ボールの落下地点を読む大切な情報になるので、初心者の人は知っておくべきことです。
仲間で上手になっていく
初心者が楽しいテンションで練習をしていくために大切なことは仲間です。
目的に向かって一緒に頑張る仲間がいれば、それだけで一生懸命に取り組むことができます。
楽しい気持ちがあれば、意欲的に練習に取り組むことができるので、それだけ技術の向上も速くなります。
逆に言えば、指導者はいかに上手に初心者にテニスの楽しさを感じてもらうことができるかがポイントになります。
指導者として工夫をすること
初心者が楽しいテンションでテニスを学ぶことができるようにするためには指導者の工夫が欠かせません。
どうしても技術を向上させようと思うと基礎的な練習になってしまうことがあります。
基礎的な練習は、とても大切なものでありますが、初心者にとってみると苦痛な連取であることも多く、テンションが上がりません。
基礎練習をする時にはどんな意味があるのかをしっかりと説明して、理解してもらうことが大切になります。
また、テニスを楽しいと思えるような練習メニューの組み立てをすることも大切です。
テニスの良いところは2人以上いればゲームをすることができるということです。
初心者にとって面白いものはゲームであり、練習の中にゲームのようなものを取り入れていくと楽しく練習をすることができます。
私が指導者の時には頻繁にランキング戦を行い、それによってレッスンに来ている人たちの気持ちを高めていきました。
経験年数ごとにランキングを分けていたので、それぞれのところで盛り上がってゲームをしていました。